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風景描写の練習・玖

せっかく練習してきたのに、11月後半はあまり更新できず間が空いてしまいましたねー。
こういうのは一気にやったほうが効果が高いのですけれど…。

まぁ、だからと言って止めてしまっては元も子もありませんよね!継続こそパワーなり!ですよ!


おりゃー今日のお題は『俺の部屋』!w
2LDKのアパートの部屋は本で埋もれておりまして、俺こと楽音寺は
本棚のスキマにベッドを置いて寝ているような状態で暮らしています。

まず入り口のドアが完全に開きませんw
本を詰めたデカい収納ボックスが3つあって、入り口のドア裏にひとつ、
ベッドサイドのテーブル代わりにひとつ、テレビ前に文机のようにしてひとつ。

そしてその収納の周りをぎっちりと積ん読タワーで囲めば完成です(何が)。

我ながらビックリなくらい生活空間の無い、読子ビル(by ROD)のごときインテリア。
テレビ(観ない)も、クローゼット(仕事着のみ)も、姿見(ホコリだらけ)も、サボテン(枯れてる)も本に埋もれてます。

窓の外はベランダなのですが、窓際にいたるまで本が積まれているので、
窓を開放すると確実に雪崩が起きる始末。

ビフォーアフターの匠が匙を投げます。
地震が来たら膨大な量の紙に埋もれて死ねます。
「倉庫か!」と怒る家族に「倉庫だ(キッパリ)」と言い返す日々です。悔いは無い。



ううん…w どうにも首を捻らざるを得ない出来。30点。
「いつもの口調で、今現在目に見える物を素直に描写してみよう」と思った結果がコレだよ!

『説明』を必死にしてみたけど、やはり物の位置関係を伝えるのがニガテですね、俺は。


次、『楽器奏者の集う喫茶店』。
テーブルの上の携帯電話を緊張した面持ちで見つめる四人。
場所は学生街の喫茶店、窓際の禁煙席。

黒髪少年、
バンダナを海賊巻きにした痩せぎすの男、
帽子、赤毛、尖った爪の少女。
丸々とよく肥えたパンダのごとき糸目の巨漢。

彼らは数日前に自分達が作曲したデモテープを某音楽事務所に送ったばかりで、
今日、いま、この時こそが――その返事が来る時刻。

「返事が無かったら皆で首を吊ろうか」
“声弦”(ヴォーカル)――黒髪少年が無表情でさらりと言う。

「え、縁起でもねーこと言うなよ!来るさ!返事くらい!
ななななーみんな!?あれは俺たちの最高傑作だったよな!?」
“太鼓”(ドラム)――海賊巻きの痩せた男が机を叩いて、その勢いで立ち上がりながら言う。

「…あたしだってそう思いたいよ。けど…ギターが不在じゃあね…。
チッ、あいつは一体どこに行ったのさ?」
“四弦”(ベース)――帽子に赤毛の少女が悔しげに爪を噛んで、言う。

「今更、今更。ボクら、頑張ったじゃん。あとは天命を待つだけさー」
“鍵盤”(キィボード)――パンダ風の巨漢が、アイスティを管で吸い上げながら満足げに言う。




あああちくしょぉお少し物語が動き出しそうだったのに集中力が途切れたぁあw
こんなもんに点数をやれるかあああ!0てーん!

状況説明:
きまぐれなギタリストが急に放浪の旅に出て、
リーダー不在のまま四人で活動しなくてはならなくなったバンドメンバーたち。
この後 音楽会社から「一味足りないがなにか光る物はある」と評され、
一度だけ大規模なフェスに参加するチャンスを貰うが、
やっぱり四人じゃキビしい、トラブルだらけだし客がぜんぜんノってくれない!ピンチ!
的な感じになったとこでギタリストさん舞台に降臨してどーのこーの。

このお題をやるにあたっての挑戦:
1)地の文をなるべく体言止めにする
2)簡素な説明に終始して、劇の台本みたいな文体にする
3)ちょっと古風な言い回しを好んで使う

あきらかに失敗したこと:
内容と無関係な挑戦をしてしまって雰囲気が掴みづらくなった。
会話がベタで古い漫画みたいになりすぎた。
ギタリストさん、ピンチに再登場するフラグがあからさま過ぎ。

なにをやってんだ俺は…w 次だ、次でがんばるんだ…(´;ω;`)
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[ 2012/12/08 22:43 ] ネタ帳 風景描写の練習 | TB(0) | CM(0)

風景描写の練習・捌

この記事タイトルの話数カウントを意味も無く大字にしちゃったことを
いまさらながら後悔してきた楽音寺です。毎回ググるのめんどいよーw

うぉぉ!今日もやるぞー!

お題!『動物園でデート』!
うお凄いなこれ。部屋全体がガラス張りの球形になっているのか。
光差し込む天井を青緑っぽい色の魚群がさぁーっと流れて俺たちの頭上に影をおとしていく。

「アジね。おいしそうだわ」と鹿子(かのこ)がクールな声で言うがハマチだ。
つーか“おいしそう”は無いだろ。
突っ込もうかどうか迷ったあげく、俺はまた結局黙ってしまう。

遊泳魚ゾーンを抜けると浅いプールの岩場にカニとかヒトデがいる触れ合いコーナーになるのだが、
俺は海の生き物とあまり触れ合いたいとは思わない。だけどこういうコーナーは必ずあるのが不思議だ。
子供も大人も爺さんも外国人も、みんな喜んで岩場に手をいれワカメをひっぱったりカニを捕らえたりする。

Oh…。
クラッとする。
たのむ、みんな冷静になってくれ。
君らが触ってるそれがもし道路に落ちてたら、触るか?
「きもっ」の一言だろ。
なんか“たのしいふれあいひろば”みたいな雰囲気に流されてるけど、わりとクリーチャーだぞそれ。

特にナマコとか…。
と、また無言で皆が興ざめするような事を考えていた俺の頭に、鹿子が突然ウニをのせて遊びだした。

ちょ…やめて。痛いし髪が濡れるし磯臭いからやめて。
俺の頭頂部、ウニの生育には適してないし。
「ブザマね」ってお前がやったんだろうが。鼻で笑うな。写真とるな。

子供が真似をするといけない。
俺はウニを磯に返して、怒る鹿子をなだめつつ手を洗わせ、ついでに自分も髪を拭いてから建物を出た。



うん、楽音寺さん今日は調子悪い。0点。

最初に海の生き物ゾーンから始めて外にでて、それから猿とかクマとかジャッカルとか出そうと思ってたのに
展開をコントロールできなくて結局ムダに遊んでしまったw

この無口な男とドSな女の子のカップルを書くのが楽しすぎてそこに気をとられたのが敗因ですなw
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[ 2012/11/27 23:56 ] ネタ帳 風景描写の練習 | TB(0) | CM(0)

風景描写の練習・漆

残すところあとわずか。描写練習やっていきまっしょう!

あ、ちなみにいつもお題はテキトーにその場で考えてますw
まったくネタを考えず、即興の一筆書きをしてこそ本当の実力が計れるってぇものさ!という考え方です。

今日のお題は『美人』!
繁華街のゲームセンターの一番奥、古臭いSTGとパズルゲームの筐体の狭間。
占い機の前にいつも彼女は座っていて目深に帽子をかぶっている。
その位置で人気格闘ゲームの台が空くのを待ち、ギャラリーも誰もいない時だけひっそりと動き出すんだ。

ちょっと独特の雰囲気があるから誰も彼女に話しかけないけど僕は知っている。
彼女が実はすごい美少女であることを。

色素がうすく柔らかそうな頬の、キメ細やかなその肌表面にすこしそばかすがあることを。
眉毛の上で切り揃えられた黒髪に隠蔽されている茶色くてアーモンド色のふたつの宝石のことを
背中へと流れる髪は艶やかで、重力に負けずに跳ね踊り、そしてシャンプーの良い匂いがすることを。

ゆるやかな稜線を描く鼻筋と、その元で結ばれた桜色の唇が、
時折、格闘ゲームの複雑きわまりないコンボをミスった際などに、きゅう…と悔しげにかるく噛まれることを。

順調にCPUに勝っている時には、その同じ唇がゆるゆるにほころんで、笑顔になって、
いつしか楽しげに「えいえい」「投ーげ」「はどーけんっ」とか呟いていることを。

幼そうな大人しそうな彼女のことをもっと知りたくて、
僕はある日、いつも空いている彼女の対戦台のむこう側に、いかにもさりげなく座ってみた。


うーむ、35点…。
うまくノリきらなくて何度か書くのを中断したのがいけなかったかな。
もともと美形描写をあまりやらないってのもあるけれど、
(小説においてキャラの魅力は美醜じゃないと考えています)
もっとインパクトある行動をさせたり、象徴的なアイテムを持たせたりしないとパッとしないよね。


次、『雪国の生活』!
冬。空は澄んで山は青く、地表は雪がつもり、畑も畦(あぜ)も小川のあった場所もみんな区別がつかなくなってしまっている。
いつもの通学路も雪のじゅうたんに覆われて真っ白だ。
菫(すみれ)は家の台所の窓からその風景を見ながら、どうしてお母さんは自分の名前をカタカナにしてくれなかったんだろう…と関係のないことを考える。
手元の鍋ではことことと豆が煮られていて、これは納豆の仕込みと、残りは缶詰にして保存するためのもの。
村の少ない住人たちは皆協力して、一斉に缶詰をつくったり味噌をつくったり、野菜を干したりするのだ。
厳しい自然のはざまで、寒い場所に寄り添いあっていきる私達にはそうした協力が不可欠だから…と菫は思う。

でも、集落のなかで、地域のなかで生きることの心地よさとはまったく別に、
たった一人で生きてみたいという願望もまた、学校を卒業したばかりの菫の胸奥にはあった。

薪はひとりで割れる。昔みたいに斧とかナタで手作業じゃなくチェインソーひとつでバリバリいけるようになったし、
畑だってきっと世話しきれるだろう。もともと自分ひとり食べていける程度の規模だし。
保存食を造るのにも慣れた。道具の手入れ、家の修繕もすこしずつ覚えてきたし、雪かきは…がんばる。

きらきらした外の光が届かない家の中で、ようやく豆が煮えて、火を落として、冷めるまでの間、
菫は家の外にでて作業小屋のそばに埋めておいた野菜を掘り出すことにする。

凍った地面をシャベルでざくざく搔き出すと顔を出す大量のカボチャと芋。
雪のお布団に護られていたおかげでまだ“凍みて”ない。
“凍み”てしまうと野菜の中の水分が飛んでスカスカになってしまうのだ。

軍手をした手でカボチャの雪を払いながら、菫は
“私は、自分で選んだ人生について、ちゃんと後悔せずに生きたいな…”と、やはり関係のないことを考えていた。


お、これは意外と…w 60点。
生活と、風景と、心境がうまく噛み合った感じ。叙情的。地味だけど俺はこういうの結構好きなんだw

“寒い”ってことは“寂しい”ってことだと思う。
そして寂しさに負けずに生きる人間は美しいと思う。
いつだって「孤独を良しとしたい」と思っている…。


うんうん!楽音寺さん、なかなか成長してきてるんじゃなーい?w
次、短めにいこう、『靴を履く』!
諸君、本日は私F教授が靴の履き方を指南してさしあげよう。準備はいいかね?
まず靴は古来より人間の歩行活動を支え、素足を護ってきた、最も身近な“防具”である!
ヒトの足は柔らかい。熊のそれと見比べてみれば一目瞭然、毛皮も肉球もなく、大地を掻き分ける爪もない。
あんな頼りないアンヨでは、本来二足歩行生物としてはとてもやっていけなかったであろう――。

しかし見たまえ!いまここに一組の靴がある!
私の家から持ってきた安い革靴で恐縮だが、なぁに問題ない、この授業では見た目や高級感などは問わない。
わかるかね、ファッションとしてのシュウズでは無く、防具としての靴を題材としているのだよ!
よってここでは運動性、頑強さ、非貫通性能に重点をおいた靴選びをモットーとする。
諸君らも私の授業では出来るだけそういう靴を履くように。
いまなにをはいてるの?サンダル?ハイヒール?…馬鹿者、廊下に立ってなさい(生徒、笑い声)

うぉっほん。静かに、静かに。それでは実際に履いてみるとしようじゃないか…。



ちょwwwwなにこれwwwww70点w
自分で書いててアホらしくなったw

いやね、古本屋とかにたまに『ナントカ教授のオモシロ講義』みたいな本が置いてあったりするの。
楽音寺はそれが大好きなんだよw 昭和臭がしてw

昔、エッセイストの間で“昭和軽薄体”ってのが流行ってて、それは
「そういうの」を「そーゆーの」とか、
「~である」を「~でR」って書いたりするような、寒いギャグ調の文体でね…w

これはそーゆーのを真似して書いてみたおフザケ文章なのでよwwww

マジメに読んでくださった皆さん、めんご めんごwww

…しかし、毎回ラストのお題がオチ担当みたいになってる気がしてならないので にほんブログ村 イラストブログ イラスト練習へ
[ 2012/11/16 21:57 ] ネタ帳 風景描写の練習 | TB(0) | CM(0)

風景描写の練習・陸

さぁ、前回の中間成績で洗い出した弱点を念頭におきつつ、やってきましょう!
風景描写の練習――後半戦です!

まずはお題、『パソコンの画面』!

静かなブゥゥーーン…という唸り声は冷蔵庫か、それともファンの回る音か。

暗い部屋で青白く光るモニタ。

簡素な青い背景に、几帳面に整列するアイコンたち。
その多くがビジネス用の無機質なものだ。
唯一つ、ソリティアへのショートカットを除いては。

あまり一般的でないOSらしく、見慣れないインターフェイスだった。

メールソフトが開いていて、まだ送信先も本文も記述されていないその小窓にマウスポインタが載っている。

と、そのポインタが、つぅ…と動く。

題名(subject)のところで止まったそれは一度クリックされ文字入力モードに移行する。
画面のそとで、節くれだった指がキーボードを叩く音。

FR

FROM KI

FROM KIDNAPPER (誘拐犯より)




42点。ふつう。刑事ものサスペンスの冒頭部、って感じですね。
人間をなるべく描写しないよう、淡々とクールに不気味に、ってのを目標にしました。
短すぎてあまり効果が実感できないけど、まぁ、特に失敗もしてないんじゃないですかねw


んー、しかしもっと風景描写自体の比重っつーか、重要度が高い場面を書かなきゃ駄目だなぁ。
“小説の一部として妥当な描写”じゃなくて。

よし、じゃあ次のお題は『はじめて海を見た人』にしてみましょう!



やがてお義兄さんのワゴン車はビーチサイドに止まった。

横開きのドアが自動で開くと、強烈な太陽のコントラストで一瞬眼がくらむ。

続いて風が流れ込んでくる。
ふぅわっと髪をなでる、暖かくて柔らかくて、そしてすこし眼をうるませるような成分をふくんだ空気。

…お、お、おおー!潮の香りがするする!わーい!なんか久しぶりー!
私が思わず笑顔でふりむくと、麦藁帽子の姉は「あ、着いた?」とか言いながらクールにおにぎりをもぐもぐ食べてて、
その娘のカナちゃんは姉のふとももの上でぺたーんと横になって眠っていた。

もう、感動がない人たちだ。
ニンゲンはねぇ、全身で喜びを表現したほうが気持ちいいんだよ?お姉ちゃん


お義兄さんがビーチ管理の人のところで手続きをしてくれてる間、わたしは助手席で脚をぷらぷらさせて
浮き浮きワクワクそわそわドキドキああもうジッとしていられなぁーい!って気持ちを育てる。

空と陸と水平線がつくりあげているそのブルーの領域はまぎれもなく海で、
手前の輝く砂浜と、右手に見える三日月のかたちの湾以外には、誰にも阻まれることなく雄大に広がっていた。

青がどんどん色味と濃さを変えながら奥から手前へと押し寄せてくる。
キラキラがちりばめられたその水は、ただ広がっているだけなのに圧倒的に綺麗すぎて塗り絵にしたいくらいだ。

空におなかを向けた大きな生き物みたいに、海面がゆったりと呼吸する。
満ちて引いて、ふくらんでしぼんで。量が増えたり減ったりしてるみたいだ。

波は遠くから三角のピラミッドをつくりながら立ち上がって、そして飛沫になって白く砕けていく。
砂浜のあたりではもう泡だつほどに細かくなった波がマーブル状に広がって漂って、
その影が数センチ下の海底の砂に落ちて…きっとそこに足を差し入れたら、泡波の影が映って良いだろうなぁ…。

っていうかビックリするほど透き通ってるよー海の水ー!
お姉ちゃんたいへん!私達、もうすぐここで泳ぐんだよー!?

うずうずながら待つ。

飛んでった野球のボールがどこまでも吸い込まれそうな夏の青空の下。
どんな大盛りパフェよりもたっぷりして充実感がある、エネルギーを秘めた晴れた日の海を、じっと眺める私だった。



10分後。

「でっけえ!」
と眼を丸くしてる姪っ子の幼稚園児カナちゃんが
勝手に走り出してしまわないように
お姉ちゃんがその浮き輪のふちを掴んでて、

なのにそれに気付いていないカナちゃんは
「わ…わーーー!すげーー!おっきーーー!」と
笑顔で全力ダッシュして浮き輪にボディブローされる。

「ふぎゅ!?」「待ちなさい」「なぜだー!なにをする、はなせー」
「車から出るのは日焼け止めを塗ってから。もー、何回も言ったでしょ」
「ぐあー!ぬるぬるこうげきとはひきょうだぞー!あははははははっ」

あはははは、なにその喋りかた?
爆笑する私に姉は「最近この子さ、朝の…ほら、なんていうの、特撮?にハマってるのよ」と困り顔だった。
そっか、なるほど。先月までは女の子らしい口調だったのにね。



うん。わりといい感じじゃないかな?
そろそろこの辺で高得点を与えておかないと何時までもくすぶりそうなので、これは70点でw
ここを平均としつつ、余分な描写を抑え、もっと彩りを添えていく方向でいこう!
ヨットとか、砂浜方面の描写とか、主人公&お姉ちゃんの水着姿とか、もっともっと書き込めるはずだ!
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[ 2012/11/01 12:20 ] ネタ帳 風景描写の練習 | TB(0) | CM(0)

風景描写の練習・中間成績

なんとなく楽音寺の文章の弱点がわかってまいりました。

1)風景の構造を説明するのを嫌がって比喩ばかり使う。

右手に窓があって左手にドアがあって…という『説明』がキライなんですね。
特に「そこから何cm離れたところに」とか「ちょうど子供が手を広げたくらいの高さに」とか
そういう具体的かつ事務的な情報が少ないです。

2)描写するポイントの選び方が悪い。

例えば風景描写の練習・肆で時計塔の描写をしましたが、
外壁や接地箇所(花壇)、窓やランプについては書いてあるものの、
入り口の扉(ここ重要!)や主人公たちとの距離、時計塔の外周の長さなどには触れていません。
これではただの筒じゃないですかw

目立つポイントを強調すること自体は悪いことではないですけどね。
テンポを良くするためには省略も必要だし。ただ、そのポイントの選定がまだ甘いのです。

3)全体的に我慢が足りない。こらえ性がない。
もっともっと執拗に部分を捉える、という事をしないとこの練習の意味がありません。
ネタや設定に逃げすぎです。なんかバトルとかしてるし。
エンターテイメント映画じゃなくて、風景画を描くようにして書くべきなんです。面白みなんか今は必要じゃない!

『宇宙空間』、『溶岩の噴火』、『竜宮城』なんかはあきらかにやりすぎ。
逆に『登山道』、『高低差のある町』、『戦闘機』なんかは当初の目的に近いです。
ストーリーに注目させようとするのではなく、描写自体で眼を惹けるように頑張るべきですね。うむ、がんばります。

…まぁ、読者の皆さんに楽しんでもらおうと色んな状況設定を盛り込みつつ書いている、
その点については我ながら中々のサービス精神だな、とは思うのですがw


さて、それではいままで点数をつけてなかったお題も採点した上で、平均を取ってみましょうかw

風景描写の練習・壱より
『病院』40点、 『登山道』40点、 『宇宙空間』0点!

風景描写の練習・弐より
『高低差のある町』55点、 『溶岩の噴火』48点、『竜宮城』30点!

風景描写の練習・参より
『戦闘機』35点、 『豪華な食卓』30点、 『近未来の女子高生の放課後』0点!

風景描写の練習・肆より
『時計塔』25点!

風景描写の練習・伍より
『変な女の子』50点!


――以上、11品目、
合計点数353/1100点! 平均点は32点でした。

そもそも全部俺採点ですし、その時の気分(ノリ)で適当に点をつけてるので客観性は怪しいものですが、
自己評価としてはこのくらいでしょうか。赤点ですねw

ぐぬぬ、次回からの『風景描写の練習』後半戦は、平均50点以上目指して頑張っていきますよ!打倒・友人! にほんブログ村 イラストブログ イラスト練習へ
[ 2012/10/25 09:51 ] ネタ帳 風景描写の練習 | TB(0) | CM(0)

風景描写の練習・伍

今日も今日とて描写練習!

お題、『変な女の子』!

僕が小学生のときちょうどモンハンが流行っててさ。クラスの友達3人で寄り集まって
放課後の教室で、街角で、家の縁側で、夏休みのプールサイドで、駄菓子屋さんで…

いま思うと「何もそこでやらなくてもw」っていうような場所でたくさん狩りをした。楽しかった。

だいたいE君の家でやるのが定番で、E君ちは親がけっこう自由な感じっていうか
大学教授とかやってるはずのお父さんが茶ばんだファミコンでドクターマリオしながら
「お~いらっしゃい」とか迎えてくれるような家だったんだ。

なぜかガレージを改造したっぽい場所が子供部屋で。
E君はハシゴを昇ったロフトみたいなトコを自分の場所にしててさ。
ひみつきち~って感じで羨ましいんだ、これがw

すぐ手が届く距離に天井がある、ロフトのツヤツヤの床に寝転がってポポロン食いながらやるモンハン。

「ここあち~よ~E~」とか文句たれながら倒したクック先生。ガノトトス。リオレウス。

鍛冶屋とボックスを何度往復しただろう。

採取も釣りも運搬クエも一体何度…


E君の家ってさっき言ったみたいにちょっと変人揃いなんだけど、理系の研究職やってるお姉ちゃんが
いっちばん変で、でも僕たち3人は彼女のことがいちばん好きだった。

で、ガレージの一階は姉ちゃんが住んでて、なんか機械とかいっぱい置いてるわけ。

万力っぽいのとか秤とか丸ノコとか、工場みたいにしてた。
同人とかコミケも好きなヒトでレイヤーでもあったし、靴とかシルバーアクセとか自作もしてたし、
なんか趣味でいろいろやるための場所だったんじゃないかな?そのガレージ。

でさ、ここからすげー嘘みたいな話になるんだけどさ。

ある日遊ぼうと思ってガレージ覗いたらEはまだ居なくて「なんだ~」と思って帰ろうとしたら
奥の窓際のとこでゲーム雑誌読んでた姉ちゃんがちょいちょい手招きして「○ちゃん、来て来て」って僕呼ぶのよ。

んー?って近付いていったら「じゃぁーーん!」って傍にあった布をめくって、そしたら


大剣があるのwwww


リュウノアギトがあるのwwwwwwww


「作ってみました」ってバカだろ姉ちゃん。
でも好きだよ姉ちゃん。まだ結婚すんなよ。もうすぐ4出るよ。一緒にやろう。




はい、2chのコピペ風に作ってみましたー。
俺はモンハンろくに触ったことありませーーん。ごめんなさーい。

でもまぁ、50点くらいはあげてもいい出来かな?
こういう文章好きだから…(自分に甘い)w

ところでこの即興&ダラダラと書き散らしているこのシリーズ、10までで終わりにします。
色々掴んだコツなどを一旦まとめておきたいしね。
まぁとは言っても楽音寺のことですから、また気がむいたら『続・風景描写の練習!』とか言って始めますよ、きっとw にほんブログ村 イラストブログ イラスト練習へ
[ 2012/10/21 21:34 ] ネタ帳 風景描写の練習 | TB(0) | CM(0)

風景描写の練習・肆

あまり“風景”描写じゃなくなってる感のあるこのコーナーですけれど、
タイトルを変えるのもなんなのでこのままキャラや世界観描写もやっちゃいますね。

じゃ、お題。『時計塔』!

ある日、僕達の町から【13】が消える。

一日は12時間=半日で太陽が昇ったり降りたりするし、
小学校の教室は隅の方がからっぽになって、椅子も机もだんぜん足りない。

靴箱もチョークも金魚も。
出席番号の最初のほうの子供しか残ってないし、そもそも大人は皆いない。13歳以上だから。

僕達はみんな12歳。
でもこんな世界じゃ生きられないよ!?

けっこう判定は適当で、すごくビッシリ存在するものは減ったりしない。
(たとえば髪とか、細胞とか、原子数とか)

悪夢みたいに曖昧で恣意的で理解不能なルールに従って世界が変質してしまって、
僕もミドリもケンヂも、お父さんやお母さんが恋しくて泣く。



世界変化から三時間。裸足で歩く。ミルク色の霧につつまれた駅前はからっぽだ。サラリーマンの人も電車も駅員さんも居ない。
僕はえぐえぐ泣きながら改札口をちらっと覗くけど電光表示板の行き先も13から先が無い。
ぞっとする。

秋の肌寒さが余計に感じられる、吹き抜ける乾いた風。枯れ木と西洋の赤レンガの建物が並ぶ僕の町。
ロータリーのアスファルトが延々とどこまでも続きそうで怖い。子供だけだと世界って広すぎるんだ…。
広場のむこうに止まった車も自転車も12を越えない。
今、ペンキの剥げたベンチに憔悴しきった友達を待たせたまま僕ひとりで辺りを見渡している。
パン屋…お花屋さん…動物病院…ゲームショップ…郵便局…。
うわぁ、なんて寂しい眺めだろう…。

鼻の奥がツーンとしてきて、僕はぐっと空を見上げる。
泣いちゃだめだ。
顔を上げた所為で暖かなマフラーから首筋が露出してぶるっと身体が震える。拍子に、熱いものが込み上げた。
駄目だったら。泣いても、ここには慰めてくれる大人はいないんだよ!

「ふぅ、う、ぐ、ぅぅぐふぅっ…」変な声が漏れてしまい、それが自分でもちょっとおかしくって笑う。
アハッ…って息を大きめに吐いたのがまずかった。瞬間、決壊して僕の涙がボロボロボロ…。

「あっ、ああっ、だめだっ…て、うぐ、言って、る、ぅぅふ、のにっ…!」
だけど泣くほど鼻の奥のムズムズも取れる。喉のつっかえ棒も外れる。
「ッく、う、う、うううううううううう~」お父さんとの約束もみんな忘れて思いっきり泣き喚いてしまおうか…


「あ!ミカド!ねぇ、あれ!」
ベンチで休ませてた風間ミドリがいつの間にか追いついて僕の肩を掴み大声で天を指差した。
うぐ。僕はとっさにマフラーに顔を半分うずめて「何」と出来るだけ無表情をキープ。知られたくない。

「時計塔――文字盤さ、なんかおかしくない?」

え?
俯いた顔をあげると、寒さで頬を赤くしたミドリが眼に映り、枯れた並木道とレンガ建築通り、どこまでも遠い空が映る。

三角屋根に煙突というパターンが連続している町並み――

あ。
街に蜘蛛の巣のかたちに張り巡らされた道の合流地点、駅前のロータリー、
さっき僕が観察した場所のすぐ背後に――

そうだ。時計塔があるんだ。

ぼんやりと大気の覆いをかけられた太陽を目指して尖塔がズゥンと屹立している。
年季のはいった花崗岩を積み重ねて円形に筒にした外壁にはツタ。
地面付近は金属のシールドで飾られて、塔の1mくらい周囲は土の地面に花壇がつくられている。

たぶんビルとかで考えたら3階くらいの高さからようやく窓が規則正しく開けられて、
出窓?テラス?バルコニー?もところどころにある。
四角いランプが掛けられて風に揺れる。

およそ日本の田舎町には似つかわしくないこの建築物は、ヨーロッパの古い灯台を移転して改造したものだという。

「文字盤…?」僕は泣くのも忘れてさっきミドリが言った場所に注目する。

ミルク色の霧。
キラリと反射する光。
おおきな銀の卓(テーブル)が岩造りの塔の頂上付近の壁に取り付けられており、
内部でキリキリ廻る歯車の仕掛けに連動して波打つ剣のような長針と短針が、
毎日たゆまず休まず世のため人間のために時を刻んでいる。

その銀盤に描かれたアンティークな雰囲気の飾り文字――


Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅷ、Ⅸ、Ⅹ、XI、XII――――――XIII。



この世界のどこにも存在しないはずの13が、そこにある。



ふう。25点。ちょっと子供視点になりきれなかった。
でも文章量は増えてはきているな。

俺はこういう練習をするときは一息で書く。振り返ったり考えたり修正したりしない。
自分の指が自然に選んで打鍵した言葉だけでひとつのストーリーが完成したらとても素敵だ。

優れた奏者が譜面を見ないでピアノを弾くように、流れにまかせて没頭したまま小説が書けたらいいと思う。


今日はここまで。 にほんブログ村 イラストブログ イラスト練習へ
[ 2012/10/20 21:12 ] ネタ帳 風景描写の練習 | TB(0) | CM(0)

風景描写の練習・参

今日はちょいと北海道の兄貴と長電話するので縮小更新です。
いやー、たまに兄弟トークしたくなるんですよねー。
やっぱ兄とは波長が合います。言葉のキャッチボールがアクロバティックで楽しい。センスが一緒だw


さ、練習しますよ!
お題、『戦闘機』!

狭い!何がってコックピットがだよ。冗談じゃないよ。
空挺部隊の英雄の俺の通称はカラス。操縦席はいわばカラスの巣なのに羽も伸ばせやしないんだよ!
暗い薄緑の制服ズボン、両脚がどうにか座席下の足置きに詰め込めるけれど、中央の股間部にある
黒い仕切りが邪魔っけでしょうがない。これ日本人用のサイズじゃないの?俺には窮屈だって!
強化ガラスのキャノピィに帽子のゴーグルがかつかつん当たるし!もう!
と、そんなことも言っていられない。
計器の針がぐぐーーーんと傾いて、つまりは地軸に対して機体が激しく横倒しになっている=ロール中なのに
背後の《カシナート》敵機はぴたり張り付いて離れない。距離はすこしづつ詰まる。もうすぐ機銃!警戒せよ!

雲はナナメに吹き飛ぶように流れ、整然と区画されたセピア色の街のシンボル時計塔の先端から中腹へ
木の葉形にひらひら落下して必死で振り切ろうとしてるのに。
なんてこった。敵は強い。
圧倒的なGと血圧の急激な変化にも耐えられる操縦手と、肉をミンチにする機械メーカーの名を冠した新型機。

黒い鳥みたいな外見でその機体こそがカラスである俺にふさわしいだろうがクソ!って思う。
スラッとした流線型のボディ、進行方向へすこし湾曲した機翼、気流の調整用か?なにか筒が並ぶ。
機首にペイントされた血走った眼が怖い。ノーズに取り付けられた機銃も凶悪そうに牙をむく。
もうすぐあの銃口から重い弾が吐き出されて俺の《スヴァスティカ》に埋め込まれ、体重が倍になって墜落するだろう。

そうならないためにも俺はカラスが地上の鼠を狩るように街の中央を流れる大河の水面スレスレを飛び、
ロールに次ぐロール・トゥ・ローリングで飛沫をまきあげて煙幕を張りたい…。
そんでできれば葦の中洲に相手の機体を突っ込ませて絡ませたい、のに、ああもうここ狭いよーー!鳥籠かよ!



35点、やっぱり視点があちこちに飛んでる。執拗に一部分を描写する力がない。
あと、うろ覚えのにわか知識でこういうのを書くもんじゃないな、とも思ったwまぁそれはいいけど。


次、『豪華な食卓!』

柱時計が晩餐の時間のはじまりを告げ、さぁ、スコット・ランドヤード家のメイドたちが一斉に忙しくなる時間である。
厨房ますます激しく燃え猛り、執事はメニューをしきりに見返し、
侍女たちは地下室からよく冷えた霊峰の岩清水と炭酸水とブドウ酒を運び出す。
赤いカーペット、食堂の扉が此処は天国とばかりに開かれると、今宵の客人たちががやがやとやってくる。
紳士淑女の皆様だ。
食堂は長いテーブルと12脚の椅子、3つの蜀台と4幅の絵画、ひとつの暖炉でできている。
似た容姿、揃った身長、同じエプロン制服のメイドたちが完全に動きを合わせて椅子を引く姿は圧巻だ。
『どのお客さまにも平等なるサービスを』。
この家の主人サー・スコット氏はすでに専用の椅子にかけていて笑顔で皆の着席を促す。
キャンドル次々と灯り、スコット氏の背後のカーテンが上げられそこに控えていたオーケストラ隊が弦を爪弾きはじめる。
執事は懐中時計を見た。あと30秒。時間ぴったりに扉ふたたび開き、できたての素晴らしい料理が届いた。
観客が歓声をあげる。前菜は“霊峰ヤーデルクァ山に見立てた氷細工と鶏肉、野菜の冷製”。
包丁で削られた氷の山…実際の地形そのままの霊峰にハムとキノコと山独活のサラダが乱舞していた。
テーブルの横幅に届くほどの大盆の左右を異国風の衣装を着た少女2人が支えて、運ぶ。
白く冷気を放つそれをゆっくりと置いて、懐からチャリィィィン…と取り分け用のナイフを取り出す。
ほう…。曲芸的な演舞の予感に客は息をもらして成り行きを見守っている。



30点。ちょっと昔の推理小説みたいな、気取った変な文体。
暗くて、でもどこか情熱的な感じが出ればいいなと思ったけど、その雰囲気のせいで料理がマズそう…w
もうちょい力を抜いて、俗っぽく、気軽に明るくしたほうが良かったかもしれない。


ラスト、『近未来の女子高生の放課後』!

プンッ。授業が終わるとVT(仮想先生)も消えちゃって白い個室ブースに私ひとりになるのが寂しいよ…。
女子高だし、容姿は好きに変えられるし、けっこう架空の先生に恋する女の子も多いみたい。
生身の異性なんて兄か父親か公務員さんくらいとしか喋らないしね。

【学校】として設定されてる公共ドームは16時で次は【野球場】になる。急いで帰らなきゃ。

個室ブースから出て、他のわらわらと帰宅する女の子たちの間をすり抜けて、たくさんポスターや掲示物が
貼られてる(ように見える)モニタを一応確認してから、うんうん、来週は水泳だ。
私用の個室ブースに【25mプール】と【水着】のデータを用意しておかなきゃ。

受付のお姉さんに生徒手帳カードを提出して【靴箱】で



0点。なんじゃこりゃーw
適当に書き始める→考えてもいない設定を、さも構築済みであるかのように登場させる→困る
の無敵コンボがきまっちゃってるじゃないですかー!w
おまけにそこに気をとられてまったく風景描写ができてない!これはひどいw

一応解説すると、AR(拡張現実)とかの技術が進んでる世界で、
建物の内装とか人々のファッションとか、そういうのもアプリでひゅんっと変えれる世界、という想定でした。

白い空っぽのドームみたいな公共スペースに【壁】【机と椅子】【教室】【グラウンド】…とか
まとめてダウンロードしていくと学校になって、みたいな。
ちゃんと触感や摩擦か反発も計算して反映されるから、水の感触をダウンロードしたら
何も無い部屋でもクロールの練習ができますよー的な。リアル畳水練。

喫茶店とかでも実物じゃなくてデータ上の【ケーキ】を頼むと、自分の精神つーか脳内に
味や匂いや食感や歯ごたえや満腹感や栄養がダウンロードされて、ネットバンクから300円引かれて…というね。

幻覚と現実の区別があいまいな世界で、何を頼りに生きていけばいいのか…。
そんな小説が一本書けそうですけどこの有様です。無理ですねw

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[ 2012/10/19 22:23 ] ネタ帳 風景描写の練習 | TB(0) | CM(0)

風景描写の練習・弐

仕事終わった!帰宅!荷物どさどさ服すぽぽーん!トイレ!風呂!
湯気ほっかほかのランニング&パンツ姿でベッドにダイブ!どすーん!

PC起動――ブログ管理画面オープン!

さぁさぁさぁ!今日も始まりましたよ楽音寺・修行編!w

まずはお題、『高低差のある町!』

新緑の季節。踏み切りを越えてパン屋の角を曲がって公園の車止めをひょいと跳び越すとちょうどいいショートカットで、
お寺がある高台のまわりをグルグルグルグル四回まわる螺旋の坂には綺麗なピンクの桜が左右に並ぶ。

その坂の途中、桜の木陰のベンチのあたりで、
町が一望できる素晴らしい休憩地点があり、
もちろん僕が通う第3ウミネコ中学校のグラウンドも見える。

なだらかに舗装されたアスファルトには桜の花びらと、暖かな日差しが落とす木漏れ日。

視線をあげると浮き浮きする風を孕んだ春の空と、飛行機雲と、平野に描かれた砂絵のような僕の町。

グルグル螺旋の坂道は広い。右手は野草も生える柔らかな山肌で、朝露にぬれた草がキラリ。
中背のタラノキが天にすっくと手をのばして生え、トゲに護られた枝の先に新しい芽?穂?を毎年つける。
“天ぷらにするとビールに最高だぜ!”って山頂のお堂のお兄さんが言ってたけど仏教ってお酒はOKなの…?



うむ、55点!
高低差そのものはあまり表現できなかった気がするけど(見下ろした町の様子をもっと書きたかった)、
まぁイメージは俺の中ではいい感じに出来上がった。
ジブリ映画とかによく出てくる長~い階段とかレンガの橋のアーチ(馬車とか通ってる奴)が好き。



次、『溶岩の噴火』!

テレポート能力で魁(カイ)と追いかけっこをする内に世界の裏側まで来たようだ。
ビュン!――万里の長城。 ビュン!――南極。 ビュン!――マオリ族の村。 ビュン!――ポンペイ遺跡。
「ははははは!待てよ是空(ゼク)!大人しく俺のカカト落としで頭ァ割られろや!」やなこった。
灰色の遺跡ポンペイは驚くほどの澄んだ空の下で、79年にヴェスヴィオ火山の噴火で死滅した当時の雰囲気をずっとずっと静かに、淡々と、厳粛な佇まいでもって保持していた。のに、俺と魁が片っ端からぶっ壊してしまう。
よく晴れた夏の日に溶け込むようにフラッシュする稲妻が俺の残像をズキュンと撃って背後の乳白色の家の壁を割り、
俺がお返しにと両腕から放った物質化した英雄の剣(それも幾振りも!)…が、擬態してた魁の右腕と柱の一部を削る。
「っがあああぁ!痛ぇぇえな!っろすぞ、っだらぁ!」もはや意味が分からない魁の呪詛。はは、バカだこいつ。
世界遺産である町に破壊と鮮血を撒き散らしながら飛翔。ざん!と野外闘技場跡に降り立つ俺達。
「――せっかく遊んでやったのによぉ…この恩知らずが!死ね!」「上等だよ!来い!」
なんで俺達、地球のあちこちでこんなチンピラめいた殺し合いをしてるんだろう?

魁が振り上げた両手にエネルギーが溜まっていき、地響きが起こる。青空の遠くの山が…動いている!?
ヴェスヴィオ火山!
闘技場のひび割れた客席のそのずっと向こうに、濃密な森に抱かれて聳える青い山が、
ゴゴゴゴゴゴ低く唸る猛獣のようなゴゴゴ軋みをあげゴゴ震えて、裂ける!
頂上から白い煙が吐き出され、突き破ったポット・パイのごとき熱さを想像させるうねり方で湯気が空に溶ける。
縦にながく亀裂のはいった山肌からついに赤いトロリとしたものが零れだしたかと思うと、地滑りか雪崩みたいに
それが早回しのスピードカメラ映像でドロドロドロドロドロ…流れていく。
「ヒィィイイイハァァアアアッ!“死の一日”の再来だ!もう一度死ね、ポンペイよ!」
年季の入った馬鹿がバカ笑いをあげながら光る両手を指揮すると、
火砕流はめきめき大気で冷えて固まり、また地熱で溶け、土砂と液体の中間の性質をもったまま凄い速度で町へと落ちてくる…!
「てめぇ、世界をなんだと思ってるんだ?」「決まってる是空、俺達の遊び場さ!」話にならない。
滅びを停めなくては。



なんか違う方向に筆がノッちゃった48点ぇーーーん!w
イメージは映画『ジャンパー』。チンピラ番長&超能力バトルを一度書いてみたいですw
リーゼントに学ラン、夕焼け、重量級バイク…そしてサイキック能力、というねw



えーい次ぃ!『竜宮城』!

深いブルーの海。鍾乳洞の天井を逆さに敷き詰めたような砂の森林のあいだをゆったり泳ぐ。涼しい。
(って言っても10℃以下ですけど…中深層までなら耐えられそうですね、この身体。)
イルカの脳を移植された彼は、BCジャケットとレギュレーターだけで重りもスーツもなく私服で深海を泳いでいた。

鼓膜がすこしツーンとするけど耳抜きも必要ない。

(我ながら結構オドロキです。怪人ですか僕? 実際、仮面ライダーの敵とかにイルカ男って居そう…)

木の葉ほどの魚の群れをすいすい回避し、弾丸のように突撃する回遊魚を海底から生えた砂柱を盾にしてかわし、
脳から放つソナーを駆使して、カラフルなヒトデと貝の舞踏会と化している大陸棚を隅々まで超音波でノックする。

洞窟が見つかる。

遥かなる海抜0mからずーっとグラデーションを描いていた青色が、
深く濃く藍色になりつづけていたそのブルーが、
もっとも深淵に近付いている海底のくぼみのさらにその奥の黒に染まる。

でこぼこした砂の大地がある地点からぼこんと落ち込んだ井戸のような場所の、ずっと底のほうに横穴がある。

もしあの地獄につづいていそうな大穴から巨大ウツボでも現れたら恐怖で気絶するでしょうな、はは…と彼。


洞窟を抜けた。36億年の旅をしてきたような気分だった。
タイムトンネルだとかワームホールだとか産道だとか、そんな決定的な何かを通過した感覚。
目をぱちぱち瞬かせているそこはもう大気がある空洞で、というかきれいに丸く刳り貫かれたプールだった。
「…おや?」
蛇の胎内っぽいうねうねの道だったはずなのに何時の間にこんなつるつるスベスベした場所に…と
彼が不思議に思ったのもつかの間、プールサイドのレモン色の床をぺそぺそと何か歩いてくる。

亀。

「かめ?」確かにタートルだ。海亀。陸に生息するトータスじゃない。
でもなんかこのカメさん宇宙人っぽいんですけど…。

「Qoooooo…」と鳴くそれは二足歩行だし頭部を丸いガラス球で覆っているしボンベも背負っている。
銀色のチャックだらけの服。甲羅。ヒレに握られた(どうやって?)光線銃。

「おひさしぶりです。マイフューラー“エディ”」
「うわっ」
目前の海の生き物がいきなり彼の母国語で喋ったのでぎょっとした。
「おいたわしや、そのような姿に成り果てるとは。きっと元に戻してあげますよ“エディ”」
「え、なに、誰ですか、それ?」
彼は“エディ”ではない。

まだ海水に漬かりながら、恐る恐る知的海生生物に話しかける。明るいドームに反響する声。
「僕、エディなんて名前じゃないのですけど…」

するとカメが実に嫌そうな顔で吐き捨てる。
「お前じゃない人間風情が。オレはお前の脳に話しかけてるんだよ――哀れなイルカの“エディ”に」


(中略)

竜宮城は実にステキなところで、絵にも描けない美しさの宮殿はまさに天界。

きらきら光る空はオーロラが舞う極天の空のようだし、
紅色の瓦が覆う外壁はアジアのドラゴン…龍のうろこみたいだし、
中華風の華美な装飾のわりに、あちこちでコンブがたなびいてるのがやけにユーモラスでおかしい。

不思議。どこまでも透き通った甘い水が空気みたいに肺を満たして苦しくもない。

サンゴ咲き乱れる庭には泉のほとりに桟橋があり、人間大のサイズの魚さんがのんびり釣りをしている(友釣りだ)。

あはは。鯛や平目が舞い踊り、僕の視界はレッドやオレンジやピンクやグリーンで染まる。
次々と海の幸が運ばれてくる。
蟹の甲羅酒、活き海胆、刺身の船盛り、イカ糸造り、カキの昆布締め、巨大マグロの丸焼き。ワオ!純和食。
わーい。でもこれ僕の周りの魚介類の皆さんはどう思ってるの…?

「ねぇカメさん?どう思いまふか…?」
「黙ってろ。手元が狂う」

ぬるん!実際に僕の脳をいじっていたメスが触れちゃいけない所に触れたらしく、僕は唐突に身体をゆすって爆笑する。
「あっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!ちょ、カメさあはははっ!らめですってアハハハ」
「やめろ!“エディ”が傷つくだろが!」
そんなこと言われたって全身がむずがゆくなるんだもん…。

(中略)

やっとで手術が終わり、幻覚症状も抜けると、頭に包帯を巻いた患者衣の僕は途方に暮れる。
うーん、どうしよう、僕、イルカ能力がなくなったら一人で帰れないんですけど?
膝のうえに“エディ”が浮かんだ水槽を抱えながら、僕は宇宙船のコントロールパネルに向かっている亀の背中を眺める。
(タクシーみたいに地上まで送ってくれないかな?)
「“エディ”はな…我々 水棲型エイリアンの指導者みたいな存在で、
近年の獣型のアホどもがハバを利かせてる銀河系界隈ではホントにスターっつうか、英雄だったんだ…」

あ、その話長くなりそうだから後でいいですか、と言いかけた彼の視界に赤ランプ。

モニタに“敵機接近!”って雰囲気の、洞窟を取り囲む三角形のシンボル多数。

「うぉっヤバい!“エディ”の脳をねらってヤツらが動きだしやがった!」


“ヤツら”とか言ってアハハ漫画みたい…え?マジで?…誰かが狙ってるの水槽(これ)? 
それって僕も危なくないですか?


…色々あって、彼が地上に戻るのはそれから300年後になる。(続く)




なんかこう盛大に別方向にズレているんですけど。
何が“続く”だよ!w トゥ・ビー・コンティニュードらないよ!(造語) そんな予定はない!w
っていうか、起承転結が適当すぎて訳が分からないよ…。

今回こんなのばっかだな…w
まぁいいや。
ローマは一日にしてならず。千里の道も一歩から、だ。
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[ 2012/10/16 19:20 ] ネタ帳 風景描写の練習 | TB(0) | CM(0)

風景描写の練習・壱

うぉおおしゃっ!早速ですがやりますよ!描写力強化月間そのイチ、“風景描写”!

お題、『病院』!

秋の乾いた空だから、煙がいつもより遠くまで昇る。
陽の色をパレットの絵の具みたいに溶かして薄く伸ばしたような水色/緑色/茜色のうろこ雲にカラス二羽。
親子かな。そうだといい。寂しくない。
ぴゅうううう…風が枯れ葉を舞い上げる。
肌寒い。カーディガンでも持って来れば良かったのだけれど、急のことだったから…。
首が疲れてきたので視線を下ろす。
灰色の建物。赤い十字。幾度と無く雨に洗われた、古ぼけた墓標。
ここは人間が生きたり死んだりをする戦場であって、修羅場であって、
本当は私みたいな子供が花なんか持ってノコノコ来るべきではない。と、思う。
にじんだ色彩の薄曇の日、坂道の上の医院には、世界そのものが鎮痛剤を必要としているような雰囲気が立ち込めている。
私の主観かな?
でも全ての窓はカーテンが掛けられ、暗く、びょうびょう吹く風は枯れ葉を運び、
おまけに医院のすぐ裏が火葬場で遠く遠く煙をたなびかせているのだから、印象は“不吉”の一言で正しいはず。
母がこんな気の滅入る場所に閉じ込められていると思うと居ても立ってもいられず、わたしは長い医院への丘の道を歩き出す。
花が散ってしまう。何かを暗示するみたいに。



うーん、40点!書いててよく分からん!w
迂遠な比喩が若干多めで建物の特徴をズバリと表してないとか、人物が出てるわりにその描写がないとか、
乾いたカンジなのかじめじめしてるのか印象がバラけてる。
風も吹いてるんだか、いないんだか…。

つーかなんで一発目がこんな陰気な病院の描写なんだ…w

ど、ドンマイ!


次、『登山道』!


エメラルド色の柱がすいすい立っている。樹木。まばらな林のその向こうにカーブを描く登山道がある。

彼女にフラれたばかりの日曜日、ヤケになって一人ハイキングと洒落込んでみたらこんな素敵な場所にでるとは。

僕は気分を良くして新品のスニーカーでごつごつした石の地面を踏んで歩いていく。

清流を迂回しながらグルグル螺旋を描いて昇っていくようなコースみたいだ。

背中のザックが重くてすぐ汗をかくけどそれも醍醐味、これぞピクニック!という気分が素晴らしい。

僕の身長の何倍もある林のてっぺんを見上げると太陽がきらきらするし、小鳥がたまに横切るし、

人気のない登山道はけっこう緩くて子供向けって感じで歩きやすい。

クマ避けのために古い携帯ラジオなんて持ち出した自分が恥ずかしい…けど、まぁ誰も見ていない。最高だ。



これも40点。可も無く不可もねぇーーw
描写の重心をあっちこっちに振りすぎている。林なら樹木の様子をもっと掘り下げるべき。
あと、やっぱり俺はすぐストーリーを動かしたくなるようで
「と、そのとき、空中を、裸足で歩く謎の少女を見つけた」とか書きたくなってしまって、慌てて途中でやめたw


…あれ、意外とムツカしいぞこの練習!w
くっそぉ、ラスト!『宇宙空間』!

ダイヤよりも炎よりも輝くものは星である。

宇宙港の“東”…座標x軸方面に燦燦と熱を放射しているのが、
俺のひいひいひいひい…じいさまの時代に一世を風靡していたエネルギー【太陽】で、

両腕を広げた女神的なセクシーなスタイルをもつこの港に、
お行儀よく並んで停泊している右から三番目の船が俺の“ロング・バレル・シューター”号。

それの片面をハムエッグみたいに焼き続けてる【太陽】は既に宇宙育ちの皆から
“害悪”“熱くてウザい”“輝けるクソの塊”としか思われてなくて
やや不憫だけれど、かく言う俺も太陽光への抗アレルギー薬が欠かせない…。

しょうがない。太陽系から飛び出した人類にはもう恒星なんてよりどりみどりで、



あ、ダメだこれ。
なんかもう疲れてるもんw 書いてて自分でわかったよ…w
風景描写から逃げて設定を書くことでお茶を濁してるのが見てとれる…w

ううん、本当に難しいもんだなぁ…
まぁ筋肉トレーニングと同じだよね。毎日精進、精進。 にほんブログ村 イラストブログ イラスト練習へ
[ 2012/10/15 22:38 ] ネタ帳 風景描写の練習 | TB(0) | CM(0)

友人(という名の悪魔)に勝ぁつ!楽音寺修行編はっじまっるよー!

昨日の更新で悲劇的エピソードの話をしましたが、

そしたらブログを見てくれた友人が
『だめだなぁおまえは……あまっちょろすぎる!』
とか煽りつつ、楽音寺が書いたやつより何倍も悪魔的悲惨悲劇的なものを書いてきやがりました。

ち…ちくしょおおおおーーーー腹立つーーーでも上手ぇええーーーー!w(泣)

ああああ、もーーなんだよコイツーーーーw

なんか力量の差を見せ付けられて、現在 楽音寺さんフトンの上でスーパーぐねぐねタイム。

くっそ、いつか超えてやる。
それはもう“ウサギとカメ”の如くにな!
怪獣ガメラばりに火ぃ吐いてぐるんぐるん飛んでやっから待ってろよ、戦友(とも)よ!w


いやしかしホンット悔しいです。
悔しいからこれからしばらく文章力強化月間。

俺(楽音寺)はストーリーの骨組みを組み立てるのは得意だけど文章を膨らませるのがニガテで、
なるべくテンポよくどんどん話を進めたいと思うあまり文章の圧力が軽いです。

つまり――重厚さが、ない! (くそう!認めたくないっw)

その弱点を補うために、風景や格闘場面やエピソードの描写を重点的に練習していこうと思います。
各小説の更新には支障をきたさぬようガンバリますので何卒! にほんブログ村 イラストブログ イラスト練習へ
[ 2012/10/15 20:52 ] ネタ帳 風景描写の練習 | TB(0) | CM(0)